介護職員は1割の人生を背負う
現場の介護職員の皆さまこんばんは。日頃のお勤めお疲れ様です。
今日は、タイトルにありますように「介護職員は、利用者の人生の1割を背負う」者という
テーマで進めます。
なんじゃそれ?と思うかもしれません。
介護職員は低能と言われます。でも利用者の人生を背負っている。
人生=日常生活を支えていると言う事です。
人生の終盤に差し掛かり、最期になる数年を介護職員と過ごす訳です。この時期には
血を分けあった家族より、他人の介護職員と色濃く共に過ごしていく訳です。
世間は介護職員を低能と言いますが、人の人生、一生の締めくくりを誰が責任を持って
行くのか?それは家族ではありません。介護職員・看護師です。ですから決して
低能ではありません。
それを認めたくなければ、家族の方。。。どうぞ、あなたが最期まで看るべきです。
さて、介護職員は、介護をどういうスタンスで看ていくべきか?
固難しい理論はありますが・・・すっごくシンプルに核心に迫るべき唯一の事。それは、。
「家族がその利用者の人生の9割を理解すれば良い。」「しかし、介護職員はその人の
最期の1割を家族に代わり理解すれば良い。」です。
両親を施設に預ける。。。それは、その両親を放棄したようなものです。
とってもヒドイ言い方ですが。現実そうせざるを得なかったのでしょうから。
介護職員はそれらを理解し、受け入れて家族、利用者と相互に看ていく訳です。
お金を払って、親の面倒を見て貰う訳です。どんな理屈を並べても、現実はそうです。
介護職員は、どんな屁理屈を言っても、利用者、家族の人生の大切な、最期の1割を
理解する、飾る、締めくくるキーパーソンになる訳です。
若い介護職員には理解が難しいかも知れませんが、40代、50代となって
貴方が、もう人生を逆算して生きる頃になれば理解できる事なのです。
1割と書きましたが、決して短いとか長いとかの問題はだけではありません。
貴方が、人生の最後に出会いたい、看取って欲しい、世話をしてほしい人はどのような
人物でしょうか?
貴方は、利用者からお金を頂いて働いて下さっています。お金を貰って、いい加減な
介護しているのでしょうか?そのような人に賃金など出せません。
それ程に、人の人生は重いものなのです。
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